東京=ディズニーランド
小さい頃から東京といえば東京ディズニーランド。
親が好きだったこともあり、ディズニーランドには、年に一度以上行っていて、ディズニー音楽やディズニー作品についても普通の人よりは知識があり、
その知識を買われて、ガイド代わりに誘われることも多く、
年に二回以上は舞浜に通っていました。
第二の故郷と呼び、東京駅から舞浜には目をつぶってでも行け、さらに園内のトイレは最短距離でわかる。。
そんな「私の唯一無二の都会」、ディズニーランド。
私の中で、東京、といえば、買い物でもなんでもなく、三十年以上ディズニーだったのです。
田舎と都会で
私は人口一万の小さい市町村に住んでいます。
しかし、そんな私でも東京からの下りの新幹線の中で思うのです。
「最近は特殊な欲望さえなければ、インターネットと物流の発達により、田舎と都会で”得るもの、知るもの”に関しては大差なくなってきた。」
と。
最近は、私の家から車で一時間以内の場所にモールやアウトレットなどもたくさんでき、さらに、インターネットショッピングなども競争が激しくなてきて、消費者の私たちはハズレ服や靴、アクセサリー類をつかむことも少なくなってきました。
東京駅の女性と、地方に住む女性が同じような物を得て、同じような組み合わせで服を着て、同じような髪型をして同じような曲を聴く。
近年、そんなことをいとも簡単にできるようになったのだと思います。
これは田舎に住むものの観点かもしれませんが。。
そんなこんなで、近年は、東京といえば、何かの仕事や用事を済ませにいくための場所となり、それを済ませれば、特にすることもなく、ただただぐったり疲れて直帰する、
私にとっては「あまり楽しくない場所」になってしまっていました。
もはや、欲望の街ではなくなっていたのです。
まあそれでも毎回毎回バスから降りるたびにこんな写真撮っちゃうので、いつまでたってもお上りさんだなあと我ながら思うのですがw
秋葉原
しかし、秋葉原は違った。
違ったというか、こんなところがあるなんて。と言った驚愕でした。
インターネットの世界には、十分浸った人が、さらなる経験を求めにいく三次元の場所である、ように思いました。
商売する方も、ネットショップでよく拝見する名前のお店が、ネットでは出せないようなものを出していたり、とか。
小さいプレハブ小屋のようなお店が、ガラケーやらルーターやらの専門店(しかもクレードルとかも!!)の目玉商品を並べていたり!
思い出すだけでも興奮する!!
やっぱり東京サマは東京サマですううう!!
地方民が上から見下そうとして誠に申し訳ございませんでしたああ!!
と、まあ、ほんとに秋葉原のいろんな意味で、秋葉原の一番輝かしい場所で、三十過ぎた女の人は、彼氏と目の色変えて、珍しいパーツを探したあと、
お腹空いたのでお昼。
雑居ビルとプレハブ店舗街の真ん中でトルコを叫ぶ
最初は、お魚系の場所を予定していたんだけど、そこねえ、雑居ビルの中にあって、しかもどこのエレベーター使って登ったらつくかよくわからなかったんだよね。。(ほら、田舎なら、商売も居住も平屋が基本だからさあ・・わけわかんねえよ、雑居ビルの中腹で商売とか。。人来るの?)
で、俺たちのドスパラさんの近くのケバブやさん (このHPやばすぎw)
でランチ。ここが大当たり!!
めちゃくちゃ暖房たかれた(トルコの人には日本の冬は辛かろう・・)
店内で出されたケバブ大皿を二人でつついて、憧れのアイラン!
これが「トルコ人はこんな美味しいもの食べてるのかあ!」と叫び出したくなるくらい美味しい!
そりゃそうだよな世界三大料理だもん。
トルコ料理。
コスパよくて、ヨーグルトたっぷりで最高だよー。。
毎日食べたいーー。
店員さんも日本人の方含め全員イケメンだった。
ゴマンのセン
そして、今度はオーディオヲタの彼氏について、eイヤホン。
ここもやっぱりビルの中ほどにあるんだよー。
田舎民にはほんと考えられないですよー。
こんなところで商売成り立つのが・・。
中はやはり彼氏のようなバックパック背負った、
やはり話題の店なんだなあ。
修理コーナーや、新製品のコーナーの呼び込みなんかもあって、店員さんも忙しそう。
アイススケートの羽生結弦選手の色紙なんかもあったyo!
お客さんたちが、目を血走らせて見ているのは、一本少なくとも5万以上はする、「有線イヤホン」の「線」!!!
「線だけ!!!」
ないわ・・
わかんない世界だわ・・
(私は198kbps以上の音は、人間の耳は認識せず、しかもBLUETOOTHの千円の小さいスピーカーの音が至高だと信じています)
びっくりして、私は店の外のエレベーター入り口で待ってたんですが、両手に大袋抱えて出てく人もいたりするんだなあ、、すごい。
その後も、夢のような電気街をウロウロし、そろそろ、ミニスカートのコスプレしたお姉さんたちがチラシ持って並ぶようになって来た頃。
ここは。。夢かよ。。?
本当に夢のようなカフェへ・・
カフェダミアーノ
いやあもうね、この名前聞くだけでにやけちゃうし、帰宅してから現実世界に戻っても、思い出してニヤニヤしちゃうくらい美しい空間でした。
どんなカフェかというのは、フェースブックページ見てもらえばわかるように、ただただ美しい猫ちゃん二匹がぐっすり寝ている小さい小さい2階建てカフェ。
猫カフェではありません。
繰り返します、猫カフェではありません。
美しい猫ちゃんが二匹寝ているだけのカフェです。
でも壁いっぱいに猫の小さな絵が所狭しと飾られ、クリスマスシーズンに行ったから、静かな賛美歌が流れる。
そこに、秋葉原で絶叫しながら買い漁った、怪しいPCパーツやルーターをいっぱい抱えて、熱いコーヒーにウイスキーと生クリーム乗せたアイリッシュコーヒーを飲む。。
こんな天国あろうか。。
わたしゃね。。腰が抜けましたよ(幸福で)
私も猫三匹買ってますけどね、、
「猫が寝る空間」というのはね、至上の空間なわけですよ。
徳川なんとかさんも眠り猫作ってたし。
幸せだったなあ。
帰り際に店主さん(ラグドール)の飼い主さんに
「いろんなカフェ行ってきましたけど、ここが最高です」って言って帰ってきました。
ぜええったいまた行くよ!!
で、夕ご飯は
サパナ 電気街とははなれたとこにある、おしゃれな商業ビルの中に入ったエスニック料理店で、たしかに美味しかったんだけど、すぐあとから団体のイベントが入ってるみたいで、ゆっくりできなかったなあ・・
まあ美味しかったです。
戦利品ーー。この後ドロイドくんは、ずーっと私のカバンにいます。
ビッグバン★セオリーのシェルドンも持ってるんだよ!!
繁華街と雑居ビルと、二次元階段
夜になると、様子が変わってくる秋葉原。
新宿や六本木とはまた違った繁華街の体を見せるんですね・・
寒い中、薄着で虚ろな目をしながらちらしを配る若い女性や、男装した若い女性。。
声優さんのイベントトラックなんかも賑やかで、一時よりは勢いが減ったと言われるも、AKBの劇場?とかも人がたくさんいました・・・
その喧騒を掻き分けて、Vault coffee へ。
ここもやっぱり雑居ビルの中腹階。
しかもこの雑居ビルはさあ、一階が結構きわどい二次元フィギュアショップみたいになってて、そのカフェに向かう階段にもズラーーっと二次元美少女の絵みたいなのが(あんまりエロではなかったかもしれないけど・・)
張ってあり、それを見ながら、登った先に、本当に普通の倉庫の入り口のドアに小さくvault coffeeと書いてあり、
二人で「えー。。」っと。
これ、扉あけたらキャバクラみたいになってて、席料だけでぼったくられる空間があるんじゃないか。。とか、違法二次元フィギュアみたいなのがぎっちり並んでる中で、裸のおねえさんがコーヒー淹れてたらどうしよう。。とか。。
ドアの前で、田舎から出てきた私たちは悶々と考えてしまったわけで・・
そしたら、中からノーパソ抱えた男の人が勢い良く出てきたんですね。
多分その人出てこなかったら帰ってたでしょうね・・
ドアの隙間から見たら、小さいドアの奥に、素敵でおしゃれなカウンターと空間が広がってて、人がいっぱい、、。
入ってみると、男の人が奥のソファ席に案内してくれました。
頼んだのは、ブレンド、ですが、ここはこの立地で、スペシャリティコーヒーを一杯五百円で出してくれるので評判なカフェみたいですね。
丸山珈琲ぐらいのコスパかな。。
カップも素敵ー。
レムホテルは正直▲
で、その日は駅前のレムホテルへ。
ここも寝具好きの彼氏が行きたがったところなんですが、何しろ狭い。
狭い!!
東京のホテルってまあこんなもんかとは思うけど、ちょっと、トイレが寝室のすぐとなりで、ブラインド降ろさないと丸見えなのがちょっとなあ・・
本当に、ベッド以外は、全くお金かけない!って頑なな姿勢を見せつけられてるようで、それはそれでいいんですけどね。
立地もいいし、実際よく寝れた気がしたし。。
あと毎日温泉に行ける自分は、本当に幸せ者なんだなあと実感しました。(レムホテルは湯船ない)
クロークで、紙パックのお茶もらい放題なんだけど、はちみつ紅茶が、ガツンと甘くて興味深かったです。
あとね、宿泊チケット持ってればコーヒー無料って書いてあって行ってみたんだけど、何か買わなきゃ無料にならないし、一室に一杯だけ、ということなので、わざわざ外に出てもらいにいくほどでもないかなあ。。
正直ホテルは、今度来るときには再考するとは思うけれど、
秋葉原ちょーーよかった。絶対また来る!
と思いながらもやはり帰ってグッタリな30代なのでした・・
でも帰ってきて一週間で、もう秋葉原行きたいーー!ってなってます。
もう私の中で完全にディズニーランドを超えたわ。。
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