冬場に行動制限される雪国の本当の敵
ブログ名からもわかるように、田舎に住んでいるのですが、田舎も田舎。
雪国です。
田舎といっても、日本には二種類あると思っています、
・雪国か
・雪国じゃないか
この2つに尽きると思っているのです。
いくら田舎で人手がなくても、今の御時世インターネットがあれば、ある程度情報と物資には事欠かないのではないでしょうか。
(災害時は別として)
しかし、雪の害は、本当にどうしようもない。
行動が制限され、外にも出れないから、社会活動が滞る、雪かきという超重労働が必要となり、またそれをできる人が(年齢的に)限られている。
20代から50代の人間にかかる負担が半端ない。
また、夜も長いため、家にこもってうつ状態になる
はっきり言います。雪国の冬は地獄です。
うつ状態でアルコールを飲む危険性
父の友人で、腕の良い配管工の方がいます。
自宅の水洗トイレの工事から、リフォームのときの水回りまでなんでもやってくれました。
静かで紳士的な方で、私も大好きなおじさんでした。
躁転は夏場に突然来る
今年2月、おじさんは、胃の手術をしたそうです。
そして、それは7月の先月突然来ました。
うちの母(67歳)にデートを申し込み始めたのです。
「一緒に山に登りたい」
「横顔をデッサンさせてほしい」
仰天しました。しかも、毎日何故か十円ずつ握りしめて、それをいらないという制止を振り払っておいていくのです。
母が駄目だと分かると、今度は、父のデッサンを申し込みだしました。
家に他のお客さんがいると、その人に端から喧嘩をふっかけはじめました。
私は、おじさんが突然家族に絡んでくる気持ち悪さより、あの優しくてしずかなおじさんがこんなふうになってしまったことに、大きくショックを受けました。
そして、もっと怖いことに、この頃におじさんは、近所の人たちのほとんどと、喧嘩をして険悪になっている状態でした。。
私達家族は、話し合い、おじさん自身ではなく、おじさんの病気がなせる行為なのだと結論を出しました。そして
とりあえず
・否定しない
・静かに肯定してあげる
・刺激しない
・にっこりわらって静かにうなずいて話をきいてあげる
ことに徹してあげることにしました。
静かに見守ってあげれば、自然と落ち着く
これらのことを、まるで、高貴なひとになったような気分で続けました。
正直つらかったです。おじさんが目の前にいるときは、喧嘩をふっかけられたりしないか怖かったし、帰ってからは、昔の面影なく痩せてギョロッとした目でまくし立てるおじさんのことを思い出して、悲しくて泣きました。
でも、根気よく静かにうなずいて話をきいてあげれば、そのうち落ち着いて来るのです。
双極性は、周りのひとも本人もつらい病気ですが、きっとコツがあります。
大事なことは、病気に引きずられないことだと思います。
その人のせいでなく、病気のせいでこうなっているのだという認識が必要かもしれません。
原因はアルコール
両親に聞くと、おじさんは、昔からかなりの量のアルコールを飲んでいたそうです。
また、冬季も鬱転して飲酒していたそうです。
両親もご近所さんも「それしか考えられない」といいます。
素人考えでしょうか
どうもそうには思えないのです
冬季鬱時の飲酒が夏季の躁転を引き起こすのか
躁転時、一番注意しなければならないのは、高額な買い物です。
実はご近所さんで、もう一人思い当たる人がいます。
長年経営していた会社の経営権を奪われ、資産は残ったものの、鬱状態になり、好きなアルコールをたくさん飲まれたそうです。
その方は、(まあこの人は、資産家なので、あまり問題視されませんでしたが)
家を購入しました。
あまり問題視されないと、例としてカウントされませんが、私は同じパターンだと思っています。
アルコール抜きでなんとかやっていこう
この一連の出来事で、私は、それでも少しは飲んでいたアルコールと決別する決意をしました。
そもそもそんなに好きなものではなかったので。
ストレスを感じたときは、座禅瞑想がおすすめですよ。
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